Lightning Speedtest #2(2018/12/9)

「売れる」ウェブサイトを手に入れるため、最初に知っておくべきこと
成果の出ている「売れる」ウェブサイトが持つ、5つの要素をご存じですか?ウェブサイトを作るなら、まず初めにこれを確認して下さい。
Table of Contents

Pagespeed Insightsなどの測定ツールを使ってウェブサイトの表示速度を計測した時の定番指摘事項として、「オフスクリーン画像の遅延読み込み」があります。

ほとんどのウェブページは、閲覧時に上から下にスクロールします。閲覧者がページを開いた瞬間にブラウザがそのページの全データを取得しようとすれば、当然時間が掛かりますよね。

ですので、閲覧者が読んでいる部分から順次データを取得・表示するようにして表示速度を向上させましょう、という指摘をされている訳です。

画像の遅延読み込みは、以下いずれかの方法で対処出来ます。

①画像の遅延読み込みが可能なWordPressテーマの機能を使う
②「Lazy Load」系プラグインの導入により対処する

そこでこのコンテンツでは、プラグイン「lazysizes」をテストサイトにインストールし、テストを行った結果をお伝えします。

ちなみに、数あるLazy Load系プラグインから「lazysizes」を選択した理由は、JS(Java Script)版「lazysizes」の評価が非常に高いからです。

JS版「lazysizes」の大きな特徴は下記の通り。

  • Googlebotが画像を認識する
  • jQueryを使っていないので、その分軽量で速い

…とは言え、プラグイン版はJS版と名前が同じだけで機能は異なる模様なのでちょっと不安ではありますが。。。「lazysizes」を有効化した後のテスト結果は下記の通りです。

テスト①:トップページ

まずはトップページの計測を行いました。結果は以下の通り。

※このテーブルは、横にスクロールします。

no. ツール名 スコア 初回テストとの比較
1 PageSpeed Insights(モバイル) 69 +7
2 PageSpeed Insights(パソコン) 98 ±0
3 Test my site 3秒 ±0
4 GTmetrix(Pagespeed) 73% +1%
5 GTmetrix(YSlow) 71% -1%

各ツールごとのスクリーンショットを以下に添付します。

①PageSpeed Insights(モバイル)

Lightning Speedtest #2(2018/12/9) DIY WordPress Site

②PageSpeed Insights(パソコン)

Lightning Speedtest #2(2018/12/9) DIY WordPress Site

③Test my site

Lightning Speedtest #2(2018/12/9) DIY WordPress Site

④GTmetrix

Lightning Speedtest #2(2018/12/9) DIY WordPress Site

テスト②:個別投稿

ダミーページの計測結果は、以下の通りです。

※このテーブルは、横にスクロールします。

no. ツール名 スコア 初回テストとの比較
1 PageSpeed Insights(モバイル) 66 ±0
2 PageSpeed Insights(パソコン) 96 -2
3 Test my site 4秒 -1秒
4 GTmetrix(Pagespeed) 76% ±0
5 GTmetrix(YSlow) 68% -1%

各ツールごとのスクリーンショットを以下に添付します。

①PageSpeed Insights(モバイル)

Lightning Speedtest #2(2018/12/9) DIY WordPress Site

②PageSpeed Insights(パソコン)

Lightning Speedtest #2(2018/12/9) DIY WordPress Site

③Test my site

Lightning Speedtest #2(2018/12/9) DIY WordPress Site

④GTmetrix

Lightning Speedtest #2(2018/12/9) DIY WordPress Site

第2回目のテストを終えて

個別投稿は、「微妙に悪化」という結果になりました。

誤差の範囲とも言えますが、「Test my site」で1秒ダウンしたのが気になります。しかも、PageSpeed Insightsでは指摘事項が改善されていませんでした。よって、テストサイトからは削除することとします。

(Lightning、またはサーバー環境との相性が良くないのかもしれません)

他のLazy Load系プラグインを使うとGooglebotが画像を認識しないと言われています。つまり、SEO的には損をするということになります。

有形商品を取り扱っている場合には、テキストだけでなく商品の写真も検索エンジンに認識して貰い、多くの見込み客に表示して貰いたい…ということで期待していたのですが、残念です。

JS版のインストールは別途検討するとして、他の対策を優先すべきとの結論に至りました。

次回は定番プラグイン「Autoptimize」をテストします。

Recommends
あなたのメッセージやアイディアを形にする会員制スタジオ「Output STUDIO」がオープン。 ウェブページや動画など、ターゲットに届ける最終工程をしっかり形に仕上げ、顧客や見込み客に届けることが出来ます。 集客やセールスのスピード感が高まるので、数多くの施策を打てるようになります。また、都度外注するより圧倒的に安いので、コストの有効配分にもつながります。 「Output STUDIO」は会員限定での提供となります。詳細は公式サイトでご確認下さい。
Recent posts
これは見出しです
Lorem ipsum dolor sit amet consectetur adipiscing elit dolor

Table of Contents

集客やセールスの「資産とスキル」が手に入る制作室
集客やセールスのスピードと精度を上げ、無駄なコストを抑えたいとお考えなら、STRATEGY SUPPLIERが運営する「Output STUDIO」に参加して下さい。 低コストでウェブサイトという「資産」と、構築・運用「スキル」を手に入れることが出来ます。 「Output STUDIO」は、高品質なサポートを提供するため会員制とさせて頂いており、参加人数を制限しています。 募集状況など、詳細は下のボタンをクリックしてご確認下さい。
松浦 臣吾
松浦 臣吾
マーケティングプロデューサー/コピーライター。STRATEGY SUPPLIER在籍。神奈川県在住。継続性にフォーカスしたマーケティング戦略の立案と実践を得意とする。成長し続けるビジネスの設計図「Business Design Method」を公開し、ビジネスオーナーへの精力的なサポートを行っている。
関連コンテンツ
Wordfence WAFトラブル対応履歴(202112)

Wordfence WAF設定で発生したトラブル事例と、その対処方法を紹介します。WAFのエラーが出っぱなしでお困りのWordfenceユーザーの方には、このコンテンツが問題解決につながるかもしれません。

Read More »